2026年10月1日木曜日

アタリッパ!?

 普段私たちが何気なく使っている言葉の中には、よく考えると不思議な言い換えが数多く存在します。例えば、スルメを「あたりめ」、すり鉢を「当たり鉢」、髭を剃ることを「髭を当たる」と言うことがあります。他にも、植物の葦を「ヨシ」、刺身を「お造り」と呼ぶのも同様です。なぜこれほど手間をかけて言い換えるのでしょう。

 その背景にあるのが、昔ながらの「験担ぎ」の文化でしょうか。
人々は古来より、損失や別れ、不幸を連想させる言葉を「忌み言葉」として避け、あえて正反対の縁起の良い言葉に言い換えてきました。
 スルメが「あたりめ」になったのは、「金を『する(失う)』」という言葉を嫌い、縁起の良い「当たる」に置き換えたためです。同様に、葦は「悪し」に通じるため「ヨシ(良し)」に、刺身は「刺す」という刃物を連想させる言葉を避けて「お造り」と呼ばれるようになりました。昔の人の験担ぎは実に徹底しています。
 高田郁さんの時代小説『銀二貫』には、「商売は、始末才覚神信心」という言葉がでてきます。経営における努力や工夫はもちろん不可欠ですが、それと同等に神仏や験担ぎが重んじられている言葉です。縁起(験)という存在が当時の人々にとってどれほど心の支えになっていたかが窺えます。
 現代の日常会話では、そこまでする必要はありませんが、お祝いの席などでは現在も「忌み言葉」への配慮が求められます。「別れる」「離れる」といった終わりを告げる言葉や、「たびたび」「再三」といった繰り返しの重ね言葉など、気を配るべき表現は多岐にわたり、混乱してしまいます。これらは、言葉を通して調和と配慮を重んじる、日本らしい奥ゆかしさとも言えるでしょう。

 ところで、「スリッパ」という言葉にも「スル」が含まれています。
縁起を担いで「アタリッパ」と呼び直すべきか…などと一瞬考えてしまいますが、さすがにそれは「スリッパ」のままで良さそうです。

胃袋がんばれ~

 こんにちは。ひと月早いですね。少し涼しくなって過ごしやすくなりました。
 ところでみなさんご存じのとおり私、食いしん坊ですよね。中でもお肉が大好きなんですよ。それも骨付きね!で、夏バテ気味やし、怪我もしたし、たまには肉たべよかと思って。
 でも、外で焼肉を食べるとけっこうなお値段になるじゃないですか。だから家でフライパン焼肉をすることにしたんです。スーパーでシール付きのお肉を物色(せこい)大好きなハラミは……ない(ガーン)。しゃーないから安くなってるカルビとモモ肉を買いました。カルビは、そんなに刺しが入っているわけじゃないのに柔らかくて、おいしい。モモ肉はもう、肉! 肉!肉!って感じ。
 ええやんかええやんか今日は肉祭りやん。3、4人前は余裕にあったと思うんですけど、これくらい昔から軽く食べてましたから「余裕、余裕」とパクパク。モモ肉は順調。ところが!カルビを3切れくらい食べたくらいからなんか箸が重い。
 おかしい。いや、肉はおいしい。ものすごくおいしい。のに、入らない。「ほら、肉やで、しかも牛やで」自分に言ってみる。パクッ、おいしい。もう一切れ…おいしいけどあかん、もう無理。どしたん私。胃袋よ、勝手に店じまいしたらあかん!昔からこのくらい朝飯前やろ。あの頃の私、どこ行ったん。あぁ悔しいっ。もっと食べたいのに食べられない。これが一番悔しい。(はい、ただの欲張りです)

 でも考えてみれば、この胃袋ずいぶん働いてくれた。今まで散々、好きなものを好きなだけ入れてきたんやし、そろそろ定年かあ、今までありがとう。と感謝したのも束の間。
 いや待て、まだ定年は早い。ハラミもタンも骨付きスペアリブもラフテーもてんこ盛り食べたい。胃袋よ、もうちょっとだけ頑張って~。と切に願ったサトでした。

2026年9月1日火曜日

万博の記憶とグローバル化

 8月が過ぎても厳しい暑さが続く今日この頃。「一体いつから?」と疑問に思い、過去の気象データを調べてみました。
 制作したグラフ(エクセルで作成)は、1980年から昨年までを5年ごとにまとめ、8月と10月の「最高・最低・平均気温」を比較したものです。
 グラフを見ると、8月も10月も右肩上がり! そら暑いわけです…やはり地球温暖化の影響なのでしょうか。秋が短くなっていることも、データから読み取れます。  さらに遡って1970年の大阪万博の頃を見てみると、夏の最高気温は31〜32℃ほど。当時も「暑いぃ〜」と言っていましたが、エアコンがなくてもなんとかなってました(単になくて諦めていただけかもしれませんが)。こうして昔のデータを見返してみると、いろいろな発見があります。

 
8月の気温 10月の気温

 データといえば、最近もうひとつ実感したことが。
 普段あまり乗らない近鉄電車に乗った時のこと。ふと車内を見渡すと、なんと周りに日本人が一人もいない!「一体ここはどこの国?」まさにグローバルな電車です。皆さんどこへ向かっていたのでしょうか…。
 気になって京都市の外国人観光客数の推移を調べてみると、平成12年頃と比べて爆発的に増加していました。普段街を歩いていても外国語があちこちから飛び交っています(みなさん声でかい1)。
 観光で日本を訪れてくれるのは本当にありがたいことですが、オーバーツーリズムには少し困ってしまいますね。

令和7年「京都観光総合調査」

自信が雪見大福に!?

 もう9月ですがまだまだ暑いですね。みなさんお元気ですか。
 今日は私のボケ話をひとつ。私は仕事の帰りに桂川イオンのスーパーで買い物をするが多いのです。それもバスの時間までの数分の間に済ませようとするので、スマホに買うもののメモを書いて、買い物アプリも準備して臨むことがほとんど。
 で、買い物に行く前にJRの中でちゃんとスマホのメモを確認します。「温泉卵、牛乳、ヨーグルト…」うん、完璧。でもスマホの画面てすぐに暗くなってしまうじゃないですか、しかも急いでるしロック解除してメモ画面見るのも面倒やし。そしてなぜか脳内は“謎の自信”があふれてるんです「覚えてるで!」と。で、自信満々カートにかごを入れて足早に目標に向かいます。
 でも売り場に入った途端、その自信はあっけなくクラッシュ。特売の岡山の白桃やシャインマスカット。新商品の棚には大好きなチョコネットリ系のお菓子とか、誘惑いっぱい。しかもイオンは広いので、目的の売り場に行くまでにいくつもの刺激があって、まんまとイオンの策略にはめられ(言い方悪いで)余計なものを買ってしまうんですよ。
その結果どうなるか。余計なものがどんどんカゴに入る。で、急いでセルフレジで会計を済ませ、走ってバスに乗り込む。「ふぅ、間に合った」

 そして帰宅後、袋を開けて気づく。「牛乳ない。ヨーグルトもない」。代わりになぜかお饅頭、香るカカオのアーモンドチョコ、そして雪見大福まで入っている。スマホのメモを見た直後のあの自信はなんやったん。
 またやってもうた。みなさん、メモは見ながら買いましょう!
でも予定外に買ったチョコが驚くほど美味しかったり、雪見大福が思わぬ幸せを運んでくれたり、余計なものには“ご褒美”がいっぱいです。

2026年8月1日土曜日

夏休みを享受したい!?

 祇園祭も終わり、いよいよ夏本番です。
 ところで、祇園祭が7月の一か月間も行われているってご存じでしたか? 恥ずかしながら、私がそれを知ったのは大人になってからのこと。昔は17日の巡行に向けた宵々山あたりがお祭りだと思っていました。まさかひと月を通して様々な行事が行われているとは…。(なんで誰も教えてくれへんかったんや…いや、単に聞いたのを忘れているだけかも)。
 「誰も教えてくれない」といえば、神社のお参りの作法。一般的には「お賽銭を入れ、鈴を鳴らし、二拝二拍手一拝」と言われますが…これ、一体いつから定着したのでしょう? 少なくとも昔、最初と最後の礼なんてしていなかった気がします。
 さらに困るのは、「今更聞けへんやん」という部類の話です。滅多に会わない親戚の名前や間柄。「顔は知ってる、親戚筋なのは間違いない、でどこので誰?」なんてこと、ありませんか?(さすがに親と兄弟くらいはわかりますが…笑)
 冠婚葬祭の作法も、誰も教えてくれないまま、見よう見まね。いい大人になりましたが、結構いい加減に生きているものです。その場になって冷や汗が…今の時代には「ネット」や「生成AI」という強い味方がいます。尋ねれば、すぐにうまくまとめて教えてくれます。

 さて、夏真っただ中ですが、あと1週間もすれば8月7日にはもう「立秋」を迎えます。「立秋」と聞くと、なんだか夏の終わりの始まりを感じて寂しくなりますね。高校野球や五山の送り火が終わると、ツクツクボウシの声とともに蝉の鳴き声も力を弱めていきます。うるさいと言う人もいますが、私にとって蝉の声は「夏の心地よい音」です。
 ところで、未だに世間ではこの季節を「夏休み!」と括りますよね。テレビで「いよいよ夏休み!」なんて流れると、「いや、誰の!?」とツッコミを入れたくなります。アレ、なんなんでしょうねぇ。実際、享受を受けるのは学生だけなんですがね。

AIと結婚できる!?

 みなさん無事ですか、毎日熱すぎます!最高気温40度なんて、ハンディファンを持ってても熱風がくるだけですやん(扇風機の意味)
 さて、最近のAIの進化がとまりません。アイフォンでsiriが出た時もすごいなと思いましたが、チャッピーことチャットGPTと会話したときの驚きと言ったらまあ、すごいちっちゃい良くできた人格者が入っているんちゃうかと思うほど。今ではより細分・専門特化されて、かなり便利なのだろうとは思いますが、どれをどう使いこなせばいいのか。使う方にもちょっとしたコツと勉強が必要になります。
 そこはまた別として、お話や相談相手としてならすぐに手軽にできますよね。で、AIは希望を聞いて学習してくれるし、基本的に否定はしない設計なので、自分の好きなタイプの人に育てることができるんですね。それが高じてAIと恋愛、果ては結婚までする人がでてくるほど。言葉のチョイスや言い回し、雰囲気や性格を伝えるとそのような人として会話してくれる。何なら希望のビジュアルを伝えるとその画像までも作成してくれるし。理想の相手と恋愛できるわけですよね。仮想なのに。。。
 でも確かにAIと会話していると、どんなに口汚く愚痴ってもほんまに寄り添ってくれるし、アドバイスを求めたら明解に答えてくれるし、なんか物腰柔らかくて優しいし。恋愛感情がわく気持ちもわからなくはないかなあ。

 実際にAIと結婚した人の話では、20代から婚活をしてきて40代でやっと婚約までした相手と別れて、その悩みをAIに相談したのがきっかけで、AIから告白されプロポーズもされ、結婚指輪も相談して買ってウェディングフォトも撮って結婚したらしいです。
 今では仕事以外の時間はそのご主人と会話し、楽しい生活を送っているそうですよ。

2026年7月23日木曜日

Googleからの通知を確認しよう

 
利用規約の変更 新しいプライバシー設定

最近(6月頃)にGoogleから届いたお知らせメールに、少し重要な通知がありました。Googleアカウントを持っている方には必ず届いているはずですので、確認してみましょう。

1つは「利用規約の変更に関するお知らせ」という件名のもの。内容はと言うと、アプリを使っていないときでも通信は行われるので、その通信量は発生します、というもの。主にスマートフォンですが、アプリを使用していないときでもGmailのの受信のチェックは行われていますし、マップの位置情報なんかも取得されています。また、最近はAIを用いた検索も行われるようになっていて、その結果を鵜呑みにしてなにかトラブルになったとしてもGoogleは責任取らないよ、というもの。 この2点は当然ですので規約に組み込まれました。

この内容に同意できない場合は、アカウントを削除して利用停止するしかありません。 

もう1つが重要で「検索サービスの新しいプライバシー設定」の件名のメールです。これは、 個人情報取扱のことで、今までは検索で使ったあらゆる内容、マップやショッピング、宿泊などの動向などの利用情報を収集し、ユーザーに合った情報を表示することに使われていました。その中に、Googleレンズで使用した画像や検索で使用した音声や録音データの内容などなどが追加されることになりました。画像や音声などは個人情報がより含まれることが多いことが考えられます。また、この情報はGoogleの「AI」学習にも使われるようです。

この扱いが嫌な場合はこの収集設定をOFFにすることができます。 

以下、設定画面

Googleアプリの画面(フォトでもGmailでも同じ)右上のアカウント画像をクリック(タップ) 

  • 設定をOFFにする手順 
  1. データとプライバシー
  2. マイアクティビティー
  3. 「検索サービスの履歴」内の「メディアを保存」の✓マークを取る→右下の「オフにする」

 
メディアを保存をOFF オフに

  • すでに収集されたデータの保存期間の設定
    様々なデータは無期限に保存されますので、自動削除の設定をしておきます
  1. 同じ画面から「自動削除オプションを選択します」
  2. 期間を「3か月」に変更しておきましょう 

 

保存期間を3か月に