2023年8月1日火曜日

怠け者全開!

 8月になりました。年々暑さが増しているような気もします。熱中症には気をつけましょう。
 さて、祇園祭も終わって「さぁ、夏本番!」。といっても、昔の夏休みと異なり、毎年「あっ!」という間に過ぎてしまいます。
 かなり前の新聞で時間の感じ方、っていうテーマで信州大学の先生の話を取り上げたことがあります。難しいことを言ってはりましたが、時間の長さは不変なので、要は感覚ってことなんでしょうが、難しい理屈より結局はこういうことなのではないかと。
 学生の頃は、毎日授業があって、あの頃は週休1日。今は週休2日が主流なので、休みは倍ある勘定になります。が、そんな単純なものではなく、学生の頃は学校や授業はあるとはいえ、昼過ぎには自由の身に。授業中といえども自由時間みたいなものでした。(勉強しとらんなぁ…)つまり1年中休みみたいなもの。
 では、今ではどうでしょう。1か月のうちに自由になる時間がどれほどあるでしょう?仕事中はもちろん拘束されますし、終わって家へ戻ったとしても家事労働が待ち構えます。すべて終わって開放される頃はもう日が替わりそう。ようやく週末ってことになっても、普段できない家事労働をすることになります。あー、いつになったら自由時間が!
 そんなこんなで、ひと月にどれだけ自由に使える時間があるかって考えたとき、学生の時の5%にも満たないのでは?と考える次第で。昨日食べたものも記憶に残らないくらいですから。覚えていることが5%…1年に換算すると20日分くらいになりますか。そら、時間の感覚がべらぼーに早いわけです。少々乱暴な理論でしょうか。
 毎年夏休みって言う言葉を聞くと、そんなふうに思ってしまいます。 ちびまるこちゃんが羨ましい今日此の頃です。

本で涼もう⁉

 こんにちは。毎日毎日暑い日が続いています。これを書いているのは7月半ばでまだ梅雨明けもしていないのですが、暑くてたまりません。 
 京都の夏といえばまず浮かぶのは祇園祭りでしょうか。それに大文字、五山の送り火がありますね。私はそれにプラス下鴨神社で行われる古本市です。 8月の初旬〜中旬くらいの時期に、毎年下鴨神社の糺の森で関西の古書店が出店する古本のお祭りです。それが結構好きなんですよね。
  糺の森は不思議なところで、真夏の盛りでも、街中とは空気が違うというか、少し涼しいですよね。木々に覆われているのもあるでしょうが、賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)の厳かな空気感もあいまって神聖な気分も上乗せされるのかしら?どこかしら「キン」とした空気の中でたくさんの本たちに囲まれる感じがなんともいいんです。何か買うわけではないんですがね(笑) 家具もそうなんですが、私、古いものが好きなんです。
 いろんな人が触れたであろうものや歴史、それが大切に扱われて今まで残っているという事実にホッとするというか、和むんです。でもあまりにも想いが残っているものは怖くて苦手かな、お人形さんとか。その点、本は気軽です。誰かが引かれた線があったり、折り目の跡があったり。何かの怪しいシミがあったり、そんな発見もまた楽しいところです。かといって買うわけではないんですよ。(買わんのかい!)
 図書館や本屋さんで新刊が並んでいるのを見るものワクワク感あるし、本に囲まれる空気が落ち着くのかも。岡崎の府立図書館とか行くと勉強も捗りますし、今年の猛暑を涼しい図書館で過ごすのも一つの手かもしれませんよ。とにもかくにも、みなさん熱中症には気を付けて元気にお過ごしくださいませ。