さて、祇園祭も終わって「さぁ、夏本番!」。といっても、昔の夏休みと異なり、毎年「あっ!」という間に過ぎてしまいます。
かなり前の新聞で時間の感じ方、っていうテーマで信州大学の先生の話を取り上げたことがあります。難しいことを言ってはりましたが、時間の長さは不変なので、要は感覚ってことなんでしょうが、難しい理屈より結局はこういうことなのではないかと。
学生の頃は、毎日授業があって、あの頃は週休1日。今は週休2日が主流なので、休みは倍ある勘定になります。が、そんな単純なものではなく、学生の頃は学校や授業はあるとはいえ、昼過ぎには自由の身に。授業中といえども自由時間みたいなものでした。(勉強しとらんなぁ…)つまり1年中休みみたいなもの。
では、今ではどうでしょう。1か月のうちに自由になる時間がどれほどあるでしょう?仕事中はもちろん拘束されますし、終わって家へ戻ったとしても家事労働が待ち構えます。すべて終わって開放される頃はもう日が替わりそう。ようやく週末ってことになっても、普段できない家事労働をすることになります。あー、いつになったら自由時間が!
そんなこんなで、ひと月にどれだけ自由に使える時間があるかって考えたとき、学生の時の5%にも満たないのでは?と考える次第で。昨日食べたものも記憶に残らないくらいですから。覚えていることが5%…1年に換算すると20日分くらいになりますか。そら、時間の感覚がべらぼーに早いわけです。少々乱暴な理論でしょうか。
毎年夏休みって言う言葉を聞くと、そんなふうに思ってしまいます。 ちびまるこちゃんが羨ましい今日此の頃です。