3月になりました。もうすぐ待望の桜の季節、春ですね。季節の節目になると映画も様々新しいものが上映されたりします。
映画「ターミネーター」の第1作目の日本でのロードショーが「1985年」、もう38年前になります。その時の衝撃たるや…世界が核戦争後で混沌としている中、繰り広げられているのは、世界を支配している人工知能のロボット軍団と、なんとかそれを阻止しようと戦っている人類の戦士のお話。豊かさをもたらす筈だった技術がとんでもない方向へ進んでしまうと…
あれからの様々な電子分野の技術進歩を見ていると、「しまいにターミネータになるで…」、と思っていたものでした。
少し前からAI「人工知能」がついにお目見えしました。膨大なデータから様々なことを学び(これを学びと言っていいものか?)
昨年話題になったのがAIが絵を作ってくれるシステム(Midjourney)。キーワードを入力するとそれに基づいて絵を作ってくれるというもの。例えばゴッホ風の浮世絵…などでそれ風絵ができあがります。それでもビックリな内容でしたが、今年は「チャットGPT」という会話型のAIが開発されました。会話型なので、今までの検索と違い、旅の行程を訪ねたり、ある題に対する答えを求めたり、具体的に返答を返してくれるようです。例えば「京都への3泊旅行でオススメの観光ルートは?」などと訪ねてみると、その工程をスラスラと文章にしてくれる感じです。今後は様々なアプリに組み入れられそうです。きっとこれも序の口なんでしょうか。
コンピューターが世に出て80年余り、パソコンが手軽に使えるようになって30年ほど、この間の進歩は凄まじいものがありますね。
やっぱり「ターミネーター」は夢物語ではなさそうです。くれぐれも変な方向には進まぬように。