といえばみなさんは何が浮かぶでしょうか。
読書、行楽、スポーツといろんな言葉が出てきます。私と言えば、ご想像通り「食欲」です。フルーツや木の実、キノコに魚、旬のものはもちろん、今では一年中豊富な食材が揃います。食いしん坊の私は季節に限らず食欲はあるのですが、秋はもっともっと食べることを楽しめるとき。
そこで秋の第一弾!ラクレットチーズを食べに行ってきました。ラクレットといってもピンときませんが、ハイジのチーズと言い換えればイメージできる人が多いのではないでしょうか。スイスやフランスでよく食べられる料理です。
ラクレットの伝統的な食べ方は、ハイジの世界そのまま。チーズを火にかざし、熱で表面がとろーり(これがたまらなく私の食欲を刺激)溶けてきたところをナイフで削ぎ落とし、パンや野菜につけてあつあつを食べるというもの。まさに冬の山小屋料理です。ラクレットの名前は、この「削ぎ落とす」を意味する「ラクレ」が由来。表皮に独特の香りがありますが、焼くと意外に気にならず、ついつい手が出るおいしさです。お酒は詳しくないですが、白ワインが合いそうかな(教えてタカさん!)。
ラクレットを溶かす専用機も売っていますが、家でも簡単にできる方法をお店の方に聞いてきました。用意するのは、ラクレットチーズとあつあつのじゃがいもにコショウ、テフロン加工のフライパンに卓上カセットコンロ。これだけでOK。チーズを5mmぐらいにスライスし、フライパンにのせて加熱。チーズが十分溶けたら急いでじゃがいもの上にとろり!コショウをかけて熱いうちにいただきます。後の体重計は恐怖ですが、食べすぎないよう健康的に食欲の秋を大満喫したいサトさんでした。