2019年10月1日火曜日

パンの季節?です

 美味しいパン、と聞いてみなさんはどんなパンが浮かびますか?
いきなり失礼しました。食欲の秋に突入のサトです。ご飯党の方にはあまりピンとこない質問ですよね。京都は全国でパンの消費量ナンバーワンだそうですよ。
 先日、甥っ子がパンを手土産に持って来てくれました。出町柳にある「ラ・パン」という店の食パン。そのまま食べても柔らかい、生タイプ食パンでした。甘みがありクリーミーでフワフワかな。半分は生で、半分はトーストして、両方美味しかったです。
 最近はパンでも何でも特徴的な商品が多いです。数多ある店の中から選ぼうとすると、やっぱりコレという売りが大事なんですね。生食パンといえば、最近は乃が美さんが有名でした。日本人の多くの人が柔らかいフワフワモチモチのパンを好むらしいです。外国の主食がパンの国では、もっとハードな食事パンが好まれるようですが。保存食でもあったようですし、硬くなったパンをスープに浸したり、フレンチトーストにしたり。日本では菓子パンという文化があるくらい、甘くてデザートのようなパンや、焼きそばやコロッケを挟んで食べるお惣菜パンまで幅広くパンは親しまれています。
数年前には、この教室のご近所のブルージュ洛北の食パンにもハマりました。グランディールも京都駅に出店してくれたので、最近また買うようになりました。デニッシュ系はココ、サンドイッチはココとか、得意分野を攻めて買うのも楽しいですね。志津屋のカルネはやっぱり慣れ親しんで美味しいし。懐かしのコッペパンサンドもちょくちょく専門店を見るようになりました。
 パンの世界もまだまだ楽しめそう。糖質制限とか言ってる場合ではありません。この秋は美味しいパン食べるぞ〜。
 よろしく(笑)

落語は奥が深い…

 年寄りが見るもんやと、子供の頃には興味がなかったものの一つに落語があります。今では大の落語ファン、落語会にもちょくちょく出掛けます。
 最近のお気に入りの落語家さんは「笑福亭福笑」さん。上から読んでも下から読んでも同じという、面白い芸名です。そのお弟子さんの「たま」さんも私の一押しです。
落語の話は、昔から伝わる「古典落語」と最近の噺家さんが作った「新作落語」があります。どちらも面白いです。特に「古典落語」は、演じる噺家さんが多くよく耳にします。が、同じ話でも演者によって違って聞こえまた、スジも落ちもわかってるのに楽しめ、更にまた見たくなるという不思議な芸です。
 話しには「かしこ」と「あほ」の掛け合いが大く出てきます。中でも有名なのが「時うどん」ですね。うどん代を一銭ごまかす話ですが、「かしこ」がやるとうまくいき、「あほ」がやると、うまくいかないどころか損する話です。
落語は聞く方が「あほ」では、なかなか上手く見ることができません。「時うどん」では江戸時代の時刻の場面が大事な要素となっています。今のような1時から12時といった数え方ではなく、時を2時間ずつ区切って、「9つ」〜「4つ」と数えます。時刻の読み方が分かるほうがより、話に納得できますね。また、うどんを食べる描写が出てきますが、これも演者が演じている場面を想像して、うどん屋でのあほなやり取りを想像しなければなりません。というように、落語とはずるい芸でこちらの想像力に丸投げです。(どれだけオモロく想像できるかは、落語家さんの腕なのですが)
 子供の頃はもっぱら「吉本新喜劇」の直接的な笑いしか理解できませんでしたが、大人になると色んなことが想像でき、理解できるようになりました。こんな感性を持ちながら、もう一度子供時代に戻りたいものです。(ただのマセガキですね)
 お後がよろしいようで…