2022年6月1日水曜日

不味い思い出

 小学校や中学校の思い出は?と尋ねられたら、何を思い出すでしょうか。なんと言っても一番は「給食」でしょうか。私の地域では中学校では給食がなかったので、小学校だけだったのですが、小学校を卒業したときには「ほっ!と」しました。なんせ給食が終わるのですから。
キョウビの給食からは考えられないでしょうが、とにかくまずかったです。あれは「エサ」以外の何物でもなかったですね。(大げさ?)うどんに鶏肉、シチュー…今では大好物ですが、給食のおかげで大嫌いになりました。
 あの頃は各学校に給食室があり、4時間目も終わる頃になると「ぷ〜ん」と怪しげなか香りが漂ってきます。配膳されるものは、硬い耳のパンと牛乳をメインにおかずとデザート。冷凍みかんはまだ食えたものの、あとはあまり…(1年生の最初の頃は脱脂粉乳だった記憶があります。)
 カレーやシチューみたいな物は油が浮いた汁物だったし、うどんは延びていてまずいし、かしわに至っては、あの頃のブロイラーの質の悪さのお陰で食えたものではなかったです。でも、残すことも許されず、鼻を摘み死ぬ気になって食べたものです。
 小学校を卒業して開放された気持ちをわかっていただけたでしょうか。
 最近のTVドラマで「おいしい給食」というコメディードラマがありました。給食を愛してやまない教師と給食が大好きな生徒が、食べ方を張り合うバカらしくコミカルなドラマでした。そこに登場する給食はどれもこれも旨そうなものばかり。あぁ、羨ましい。

 先日この映画版を見てきたのですが、入場者全員に「ミルメーク」なる牛乳に溶かすと味が大変身するという魔法の粉が配給されていました。正に物語の中で登場する代物です。試してみるとそれほど甘くもなく、牛乳のクセもなくなり、正に魔法!「こんなものが当時あったら!」と思うのでありました。

今も昔も、駄菓子好き

 こんにちは。最近、洗濯機も電子レンジもトースターも、「ピーピー」となる前に開けてしまう。せっかちか!と自分でつっこんでいるサトです。
 それはさておき、もうだいぶええ歳なのに駄菓子を愛してやまない私、駄菓子やさんに行くとテンション上がります。巷のお店は小学生たちでいっぱいで、聖地を荒らすようで入るのを躊躇(意味のない遠慮)をしてしまいますが、近頃はコンビニでも駄菓子コーナーがあるのですよね♪
 先日もセブンでうまい棒とビッグカツを買って教室で食べました。至福!今は袋にたくさん入って大人買いができる駄菓子ですが、やっぱりおばあちゃんが営む小さいお店で、細かく計算して少ないおこずかいの中から買う楽しみも味のうちだと思ってしまいます。
 そのうまい棒なのですが、まずい棒があるのをご存知ですか。まずいって、かなりインパクトのあるネーミング。銚子電鉄が発売している商品で、けして味がマズいわけではないのです。鉄道会社の運営状況がマズい状況なので、さまざまな商品を開発販売しているんですって。SNSで「経営大変なので、これ買って助けて~」と呼び掛けたところ、すごい売れ行きだそう。いわゆるバズったてことでしょうか。味もいくつかあって、名物ぬれおかき味や岩下の新生姜味など、地域の名産ともコラボしてうまくやってはりますね。岩下の新生姜味、食べてみたいです。オンラインでも売られているので買ってみようかな。
 そういえば、マズいといえばその昔、某青汁のCMもインパクトありましたね。ゴクゴクッと飲み干して「う〜ん、マズい!もう一杯」。今では青汁も野菜ジュースもほんとに飲みやすく美味しくなっています。でもちょっとまずい方が体に良いように感じるのは私だけでしょうか。