二〇一九年もひと月過ぎてしまいました。あと11か月です。と数えると、またすぐ年末が迫ってきそうです。
2月は節分、バレンタイン、建国記念の日などの行事ごとがあります。京都の神社の多くでは節分祭が行われます。今年の節分(3日)は日曜日なのでより多くの人で賑いそうです。その他、三千院では大根焚き、城南宮では七草粥、醍醐寺では餅を持ち上げる五大力さん、北野天満宮では梅花祭と、この寒い中でもたくさんの行事ごとがあります。是非出向いてみたいものです。
昔は興味薄だった、この手の行事も歳を重ねるごとに、なんだかその面白さに惹かれたりします。
節分といえば「恵方巻き」ですが、私の子供の頃はそんな習慣はありませんでした。廻りでも聞いたことがありません。いつの時代から?と調べてみると、どうやら発祥は戦後の大阪の船場あたり、お酢の組合が、縁起担ぎの海苔巻きを宣伝したのが始まりのよう。その後70年代になると、海苔の組合が、寿司屋やデパートで宣伝を行ったらしい。そして80年台になると大阪、兵庫のコンビニでも販売開始となり各地に広まっていった…そんな経緯のようです。
う〜ん、そら知らんはずです。方やバレンタインデーはといいますと、これは昔から知るところではありますが、あまり縁には恵まれなかった記憶があります。普及したのは恵方巻きよりは早く、戦前のようです。これも宣伝を始めたのはどうも神戸の会社からのようですよ。
もとはキリスト教の行事から始まっているようですが、14世紀頃から愛の告白やプロポーズの贈り物をする日と変わってきたようです。古い習慣ですね。
恵方巻きといい、バレンタインデーといい、関西発祥ですね。さすが商売の地です。
商売といえば、先月は「エビスさん」でした。今年も初詣に引き続きエビスさん詣で。吉兆笹を求め、お参りをしたのでありました。