2021年8月18日水曜日

パスコード入力画面の「アレ」

iPhoneにログインするときのパスコード入力画面や、電話番号の入力画面に表示されている数字以外の小さく表示のあるアルファベット…なんのためのものなのでしょうか。

実はなんの役にも立ちません。アルファベットでの入力に切り替わることもなく、入力できるわけでもありません。では、何のため?

語呂合わせに使うためにアルファベットの表示があります。…語呂合わせ?

例えば、パスコードを「27753」だとすると、それをアルファベットに読み替えると「APPLE」と読み替えることができます。

教室の電話番号「0757088275」は「+SL708TASK」などと読み替えても覚えやすいかもしれません。

パスコードなどを決めるときに、自分の名前を数字に置き換えれば、他からすれば一見無意味な数列に見えますが、自分では最も覚えやすい意味のある数列になります。セキュリティー的にもいい気がします。

 
電話番号画面
パスコード画面

2021年8月1日日曜日

祇園?祗園?ネ氏園?

 パソコンで「ぎおん」と変換するとほとんどの場合、示偏の漢字の「祇園」とか「祗園」に変換されます。ネ偏の漢字の「園」は「祇園」のフォントを「小塚ゴシック」「小塚明朝」や「HG教科書体」、「行書体」など筆の書体を選択すると表示できます。
 祇と祗は、意の異なる漢字のようで、祇は音読みで「ぎ」、訓読みで「くにつかみ」、祗は音読みで「し」、訓読みで「つつしむ」と読むようです。祇園が正しそうですね。

 さて、この「ぎおん」、どっち正しいのか?八坂神社のサイトを見てみると…混在しています。園祭の解説内の「」は、ネ偏でその他は示偏になっているようです。解説はネ偏なので、ページの作り手の間違いのような気もしますが。八坂神社の御朱印もネ偏でした。京阪電車の園四条駅はネ偏ですね。なので、京都では園なのでしょう。経緯も漢字使いも色々ありそうですが、キリがなさそうなので、もう調べるのも考えるのもやめることにします。
 祇園祭はコロナのせいで去年は大幅縮小、今年も縮小でメインの神輿渡御や山鉾巡行もなしでした。(いくつか鉾は立ちましたが…)疫病退散の神事ですのに、縮小とは…人が集まって感染拡大とかなるのがこの「コロナ」のたちの悪いところ。致し方なしでしょうか。来年は是非開催できてほしいものです。
 現在、鉾は全部で33基あるのですが、来年から1つ増えそうです。休み山であった「鷹山」。江戸の終わり頃から数えて約二百年を超えた復活のようです。すごいですね。鉾が立つのは後祭です。来年は前祭、後祭とも巡航日が日曜日にあたります。ぜひ訪れたいものです。(人出もすごそうですが) コロナのせいで様々なお祭りなど行事が中止に追い込まれましたが、来年はどの行事も無事開催されることを祈るしかないですね。

餡子で乗り切ろう!

 梅雨も明け夏も本番、もうすでに狂いそうな暑さですね。
暑いときには、冷たいビールをキューっと!というのが、大半の方の暑さ対策でしょうか。
お酒があまり飲めない私は、夏といえば、餡子です。いやいや、春も秋も冬も餡子は好きなのですが…。
 暑さを乗り切る知恵として、小豆が昔から食されたのは確かな事実。6月30日の水無月しかり、夏の水ようかんや葛饅頭しかりです。小豆には、暑邪による熱を冷まし(清熱)・湿邪を取り除く(利水滲湿)作用があるそうです。それにビタミンB1もあり、糖質代謝促進で疲労回復効果もあります。
 いころ(注・最近までね「笑」)はケーキや洋菓子も好きで、よく自分でも作ったりしていましたが、最近はもっぱら和菓子の方に、目も手もいってしまいます。小豆に関しては、砂糖を加えず茹でただけのものを好んで食べたりしています。後で甘みは加えられますから、小豆の豆そのものを味わうのが私のブーム。幸い美味しくて優しい甘さの上等和菓子には事欠かない京都。
 はぁ〜、京都に生まれてよかったですわ~。(そんなタイソウな)たとえ大きな有名店でなくても、近所の小さな和菓子やさんでも満点に美味しいですからね。

 お勧め和菓子ランキングなどでも京都は必ずベスト3には入ってきます。話題性の全国手土産ランキング2020では惜しくも1位を逃し、鹿児島の「ラムどら」さんの「ラムレーズンどらやき」に負けちゃいましたが、2位は祇園の「あのん」さんの「あんぽーね」、餡子とマスカルポーネチーズのコラボらしいです。でも、贈答品の由緒あるお菓子部門では、「とらや」の羊羹が堂々の1位です。
 やっぱりね、いやいや当然!みたいな感じですね。呑み助さんも、あんこ好きさんも、上手にこの猛暑を乗り切りましょう。