日本人のソウルフードといえば、おにぎりもその一つにあがるのではないでしょうか。食事の欧米化が進み、ファストフードと呼ばれるものがあふれていますが、おにぎりは早くて安く簡単なファストフード日本版の一つでしょう。
運動会や遠足、花見に祭り、親戚の集いなど、おにぎりは大活躍。
私は食事ではご飯よりはおかず大好きでおかず率が高く、白い炊きたてご飯があれば幸せ!というタイプではないのですが、おにぎりだけは何故か別格です。遠足でお弁当のおにぎりを食べるのは楽しみな時間でした。
そのおにぎり、最近の調査で他人の作ったおにぎりは食べられないという人が多いという結果が出ました。その最大の理由はもちろん衛生面なのですが、親戚や近所の寄合などでおにぎりが並んでいて皆で食べる、というコミュニケーションそのものが無くなっているのも大きな理由だそうです。
食べられるという人でも、握る人の許容範囲が面白い結果で、お母さんは○、お父さんは×。親しい友達のお母さんは○、その友達のお父さんは×。お父さんの手は菌で汚れているイメージがあるのでしょうか(笑)、握った人がお父さんになるだけで食べられない率が上がるのです。世間の清潔なお父さんは気の毒な話ですね。最近は素手でなくラップで握る人が多く、ほとんど菌も増えない状況です。素手で握ったものでも、直前に1分以上しっかり手を洗い、塩をつけて握ったおにぎりは、保菌数で言うと、常温で6時間おいたものでも、厚労省が定める基準値以下だったそうです。
そして具は梅か昆布!