2020年9月11日金曜日

エクセルの新しい機能

ワードやエクセルなどのOfficeソフト、最新バージョンはパッケージ版ではOffice2019または、サブスクリプション版のMicrosoft365です。
新しいOfficeでは様々な機能が追加されています。少しずつ紹介しましょう。(残念ながら2016以前のバージョンでは新機能はありません)

  • エクセルの関数その1

セルの値を判定する関数で「IF」関数があります。ある条件で値を判定しAかBかの処理をします。基本は1つの条件で判定できるのは2通りのAかBかです。
複数の条件で判定するためには、関数をネスト(入れ子)で作る必要があります。
そんな場合に便利な関数が追加されました。入れ子が不要な「IFS」です。

下の例では、点数の値で4つの判定を行いA〜Dの表示を行なっています。
80以上はA、70以上80未満はB、60以上70未満はC、それ以下はDの表示です。

従来のIF関数(セルB2)では、=IF(B2>80,"A",IF(B2>70,"B",IF(B2=60,"C","D")))です。
IFS関数で作成すると、=IFS(B2>80,"A",B2>70,"B",B2=60,"C",TRUE,"D")です。
式内のカッコの数を見ても入れ子になっていないのがわかります。IFSでの最後の判定条件で「TRUE」を指定すれば「以上の条件に合わなければ」の意になります。

計算結果は同じ

IFでの関数入力ボックス
1つの条件しか指定できないので入れ子になる

IFSでの関数入力ボックス
複数の条件を1つのボックスで入力できる

 

2020年9月1日火曜日

なんば、にぬき、かしわ?

 こんにちは!いかがお過ごしですか
 さてさて突然の質問です。トウモロコシの粒っていくつあるのか数えたことありますか?そんなやつおらんやろって?どうやらトウモロコシの粒、大きくても小さくてもすべて偶数らしいです。
 ええ、数えた人がいます。ユーチューブで検索すれば数えている動画が出てきます。えらい暇な、いえいえ一つの疑問に徹底して解決に取り組む人がいるものですね。おかげで楽をして結果のみ使わせていただいている私です。(笑)ちなみに平均6百個ほどらしいですよ。もちろん品種によって大きさや粒の並び方、色も粒の数も違います。でも必ず偶数なんですって。
 トウモロコシは成長する過程で粒が二つに分裂するらしいのです。必ず二つに分裂するので、もともと奇数であっても最終的には偶数になるのですね。ふ~む、なるほど。で、この粒の一つ一つからひげが伸びているので、ひげの本数を数えれば=粒の数もわかるのです。でもあのひげって脆そうだし、切れているかもしれません。あんな細いひげを数えるのも大変なことですね。しかも、偶数であろうが奇数であろうが、味が変わるわけでも、世界が一気に開けるわけでも、給料が上がるわけでもないんですよね。まぁ、なんとも平和な雑学ってことです。

 ところで話はそれますが、トウモロコシって「なんば」って呼びませんか。これって関西だけ、もしくは京都だけでしょうか。なんばの醤油焼き!お祭りの定番ですよね。あの匂いを想像するだけでよだれものです。なんばに、にぬき(ゆで卵)、かしわ(鶏肉)、ヘレ肉(ヒレ・フィレ肉)今度は地域独特の呼び方の境界線とか調べてみるのも面白そう。すでに調べつくされていそうですが、夏休みの自由研究を思い出す今日この頃です。

シロクマを求めて

  9月になってもまだまだ暑い今日この頃です。今年は夏がサラッと過ぎていった気がします。例年なら祇園祭の前祭が終わって「さぁ夏!」で始まり、甲子園大会があり、送り火で夏の名残を惜しむのですが、今年は何もありません。が、暑さだけは相変わらずです。
 今では「暑い」=「エアコン」ですが、昔は一体どのようにして涼をとっていたのでしょうか。思い出してみると、近年のような暑さは昔はなかったように思います。日が暮れたら気温は下がっていたと思いますし、酷暑なんか言葉もなかったような感じです。
私の子供の頃などエアコンなんか当然ありません。思い出すのは、夕方になったら「打ち水」、風呂の代わりにたらいで「行水」、その後は汗を抑えるため、シッカロールを体全体にはたいていました。また、朝から晩まで冷たいものばかり食べていたような記憶があります。(安上がりはかき氷でしょうか)
 夜はどうしていたのでしょう。窓全開で寝ていたんだと思います。(治安もなにもないですね)まだ網戸などなかったと思いますので、蚊取り線香と蚊帳でした。蚊帳は蚊の侵入はとりあえず防げるものの、風通しが悪く暑かった気がしますし、隙間もできるので、蚊が侵入すると寝ているどころではありません。
 結局、何をどうしても暑いのは何も変わらないので、最後は究極の方法である「我慢」です。最後は精神論です。そう思うと昔は我慢強かったんですね。
電車やバスも昔はエアコンなどついていませんでした。室内はとにかく暑かった。京都のエアコン付き市バスは「シロクマ」マークが付いていて、それを狙って乗ったものです。
 今はどこでもエアコンがあり、昼夜問わず快適です。そんなに根性を入れるところもなく助かります。