2020年11月1日日曜日

年には勝てん…か

 こんにちは、すっかり涼しくなりましたね、朝晩は寒いくらいです。着るものに困る季節です。
 年を重ねるごとに、体温や体調管理に手間がかかるというか、しっかり気を付けないと、すぐに体調を崩しかける?ようになりました。
 とうとう血液検査でもちょこちょこっと「H」とか「L」の文字が見られるように。はい、生まれて初めてコレステロールが高いと指摘されました。「食事に気を付けてくださいね」というくらいでしたが。LDLコレステロール、悪玉ってやつです。少し高くて善玉コレステロールとのバランスが悪くなっていました。早速青魚に納豆などを摂るように心がけてはいます。
 最近急に食生活が変わったわけでもなく、もともとそれほどジャンクなものが好きでもないのですが、食も運動も若い時と同じ習慣ではダメということですね。代謝も反射神経も感覚もなんだか鈍くなったりしてきています。上手に年齢と付き合いながら、少しでもサビの少ない身体でいたものです。

 また一駅前で降りて歩こうかな。ですが、急に無理して膝や腰など傷めないようにしないと。これまた年齢「あるある」です。どんなに健康管理のためといっても無理は続きません。食事も同じですよね。やっぱり体にもよくておいしいものが食べたいです。それがストレス解消でもあるし、精神衛生上では好きなものを食べる方がよさそう(勝手な言い分)。
 少し前に教室で「鮭のちゃんちゃん焼き」の話になり、居合わせたみんなで盛り上がりました。レシピを教えてもらって、すぐに作って美味しくペロリ!旬のものをいただくのは体にも心にもいいのでしょう。食いしん坊の私は、サンマも鯖も、シャケでもマスでも、キノコもかぼちゃも、マルっと秋をいただくことにします。

色々ややこしいです

 暦の上では…ということをよく聞きます。もう秋は「立秋」、もう春は「立春」です。まだまだ暑いし、寒いです。とてもそう言われてもピンときません。
 暦の上では…、とは旧暦では、ということです。その旧暦ですが、幕末から明治にかけて使われていた「太陰太陽暦」をいいます。明治には今の歴「太陽暦」に改められました。
 旧暦では月が地球を1周する期間を1か月としていました。1周するのに29日くらいなので、季節からすると、12か月で季節が1周り、とはならず13か月くらいかかります。が、毎年13か月とすると多すぎるので、数年に1回ひと月増やす「閏月」を設けて調整していました。(時代劇なんか見ていると「閏2月…」とか月の説明が語られますが、そういうことだったんですね)
 旧暦から今の歴に変わったのは明治5年12月3日です。この日を明治6年1月1日としてスタートしました。ここでひと月のズレができてしまいました。季節の行事がなんだかずれてるなぁ、と思うのはこういう理由だったわけです。桃の節句は桃が咲くには早いし、七夕は梅雨真っ盛り。
 他の歴としては「二十四節気」があります。太陽暦の1年を24等分した季節です。始まりは「立春」終わりが「大寒」です。二十四節気は古代の中国で作られたもので、それを元に日本でも季節の移り変わりの基準としてきました。旧暦では1月の始まりが立春の時期と重なっていました。(年賀に迎春とか初春とか書くのはその名残のようです)

 今でも中国では旧暦の正月として、春節祭が正月より派手に祝われます。
 昔は春夏秋冬が1月から順に、3か月づつ分けられていました。満月は月の15日目と考えられていたので、秋の季節の8月15日は中秋の名月と呼ばれてきました。
調べてみると興味深いものですが色々ややこしいです。