2023年12月1日金曜日

最近の師走事情…

 師走です。そう聞くだけで気ぜわしい時期がやってきました。〽もうい〜くつねる〜と〜お正月〜ですが、そう能天気にのんびりしていたのははるか昔…。
さて、子供時代を振り返ってみましょうか。
 12月になったらいよいよ2学期も終わり、確か25日くらいから始まる冬休みに向けてソワソワします。(う〜ん、師走感)それまでまずクリスマスに向けて気分が盛り上がります。年賀状もそれなりに準備し、師走感が増します。そうこうしているうちに、冬休みに突入。家では障子の張り替えなど、アチラコチラと新調していき(今から考えると滑稽ですが)、こんどは家の掃除を手伝わされるなど、年に1度の嫌な意味での師走感。おせち料理の準備も淡々と行われ、紅白歌合戦へと向かいます。やはりあの頃は師走感バッチリでした。
 が、今日このごろでは、ぼ〜っとしているとあっという間に「あけまして…」ですね。12月にすることといえば、クリスマスツリーを飾る、年賀状を作る、掃除は…特にしないしいつも通り、おせちも当然作らない、餅つき…まったく縁がない。忘年会…予定ない、と考えると「一体何が気ぜわしんだろうか?」と思ってしまいます。周りに踊らされている?そうかもしれません。

 ラジオからテレビから流れてくる音や映像、街なかを見渡せば数々のイルミネーション。これだけ毎日さらされれば「洗脳」されて完全に年末モードになってしまいます。だからといって「気ぜわしく」なるだけで、何かすることもなく、気持ち的には1/12の月に過ぎないのですが。
 良くも悪くも小さいながら行事ごとが多かったあの頃とは違いますね。
 とはいえ、年始のお参りだけは欠かさないたかさんでした。
(なんせ、松尾大社はお酒の神様です)

御座候?なんて呼ぶ?

 早いものでもう12月。今年も締めくくりとなりました。教室では何年かぶりで、窓辺のカトレアが咲きました。オリンピック並みに年数があいていますが、ずっと頑張って生きてくれているのですね。凛とした濃いピンク色でたった一輪でも高貴で華やかです。これからもお世話続けていきますね。といっても時々のお水補充だけですが。入口のグリーンもそうですが、ほんとにお水だけで健気に頑張ってくれます。きっと教室には良い「気」が流れているのでしょうね。
 ところで話はガラッと変わりますが、「御座候」ってご存じですか?はいあの甘〜いおまんの「ござそうろう」です。これ関西では御座候で通じるのですが、他府県ではいろんな呼び方に変わります。太鼓饅頭とか今川焼とか大判焼きかな。関西ではあの天下の高島屋さんで売られるようになってから御座候がメジャーに。
 でももっとローカルで言うと、わたしは子供のころから「みかどやき」って呼んでいたんです。北区にある新大宮商店街にその専門店がありました。専門店っていうほどのものではなくて、家の角前でみかど焼きだけ売っている小さいお店。たこやきのみかどやきヴァージョンですね。そこで時々買ってもらうみかど焼がおいしくておいしくて。御座候よりもちょっと小ぶりかなという印象。もう何十年も食べていないのですが。多分もうお店はやっていないかもしれません。

 北区で育ったので北区の美味しいローカルフーズが最近とても懐かしくて。同じく新大宮商店街の「サカイの冷麺(やきぶた派)」に、下鳥田町すずやの「しぐれ焼き」。最近おしゃれな店がたくさんできていますが、やっぱり昔からずっと続いているのは愛されているお味なのでしょう。あ~近いうちにたべに行きたい‼