2015年7月1日水曜日

お酒というブランド



 お酒には日本酒やワインなど様々な種類のお酒があります。
ネズの実
ざっと列挙してみると、
 日本酒__… 米と麹で発酵、醸造
 焼酎___… 穀物など発酵、醸造し蒸留
 ワイン___… ぶどうを発酵、醸造、樽で熟成
 発泡ワイン_… ワインの発酵途中で瓶詰
 ブランデー_… ワインを蒸留、樽で熟成
 ウィスキー__… 麦を酵母で発酵蒸留、樽で熟成
 ビール___… 麦をビール酵母で発酵、瓶詰め

 その他の蒸留酒に、ウォッカ、ジン(穀物類)、ラム(サトウキビ)、テキーラ(竜舌蘭)などの蒸留酒もあります。(ジンは蒸留時にジュニパーベリーで香りつけさたのも)
 韓国のマッコリや中国の紹興酒、カクテルで使われるリキュールは蒸留酒に果汁などなんやかんや加えて作った混成酒で、それもら数えると、もう無数に種類があります。
 テキーラはメキシコのテキーラ村で作られるもの、それ以外はメスカルと呼ばれます。シャンパンはフランスのシャンパーニュ地方で作られる発泡ワイン、それ以外の地方で作られるものにはこの名称は付けられません。また、コニャックはフランスのコニャック地方で作られるブランデー、スコッチはスコットランドで作られるウィスキーです。
 これらはブランドの差別化を図る制度ですね。これはパルメジャーノ・レジャーノなどでチーズでも見られますね。
 さてココに来て日本酒ですが、今、同様にブランドの差別化を図るために「国産の米」を使い「国内」で作ったお酒だけをそう名乗れるようにと、国がルール作りの最中とのこと。海外のどっかでええかげんに作った酒を「日本酒」として売られることもなくなるだろうし、いいことだと思います。
 ついでに「米と麹と水」以外の副原料を混ぜているお酒は、国産だろうが「日本酒風」としか名乗れなくなったらもっといいなぁ、なんて思うのでありました。

 やはり日本酒=純米酒であるべきかと…

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