小学校や中学校の思い出は?と尋ねられたら、何を思い出すでしょうか。なんと言っても一番は「給食」でしょうか。私の地域では中学校では給食がなかったので、小学校だけだったのですが、小学校を卒業したときには「ほっ!と」しました。なんせ給食が終わるのですから。
キョウビの給食からは考えられないでしょうが、とにかくまずかったです。あれは「エサ」以外の何物でもなかったですね。(大げさ?)うどんに鶏肉、シチュー…今では大好物ですが、給食のおかげで大嫌いになりました。
あの頃は各学校に給食室があり、4時間目も終わる頃になると「ぷ〜ん」と怪しげなか香りが漂ってきます。配膳されるものは、硬い耳のパンと牛乳をメインにおかずとデザート。冷凍みかんはまだ食えたものの、あとはあまり…(1年生の最初の頃は脱脂粉乳だった記憶があります。)
カレーやシチューみたいな物は油が浮いた汁物だったし、うどんは延びていてまずいし、かしわに至っては、あの頃のブロイラーの質の悪さのお陰で食えたものではなかったです。でも、残すことも許されず、鼻を摘み死ぬ気になって食べたものです。
小学校を卒業して開放された気持ちをわかっていただけたでしょうか。
最近のTVドラマで「おいしい給食」というコメディードラマがありました。給食を愛してやまない教師と給食が大好きな生徒が、食べ方を張り合うバカらしくコミカルなドラマでした。そこに登場する給食はどれもこれも旨そうなものばかり。あぁ、羨ましい。
2022年6月1日水曜日
不味い思い出
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