2024年7月1日月曜日

ハードかソフトかお好みは…

 一気に気温が上がり、暑い毎日になりました。今年もハードな夏になりそうです。
ところでハードとソフトといえば何が思い浮かびますか?いろんなものにハードとソフトがありますが、今回はパンについて好きなこと語らせてもらいますね。
 パンにもハードとソフトがあります。ドイツやフランスパンなど海外のパンと言えば、食事用でご飯の代わりになるようなハード系のパンが多いように思います。対して、日本では菓子パンや総菜パンなどソフトでふんわり系が多いのかなという勝手なイメージ。
 その中でも最近の食パンはすごいことになってます。食パンといえば私の子どものころは給食で出てきた8枚切りくらいの薄いパンのイメージだったのですが、今ではごく普通の物からバターたっぷりのデニッシュ食パンまで飽きることがないほどあります。中でも最近はソフトで甘みのあるやわらかい「生食パン」は専門店ができるほど充実しています。京都にもたくさんあります。
 その一部で私が買い食い(言い方よ!)したものをご紹介しますね。まず、生食パンの王道とも言うくらい有名になった「にしかわ」と「乃が美」の生食パン。それから出町柳にある「ラ・パン」の高級クリーミー生食パンに、わが教室の地元、「ブルージュ洛北」のもっちり洛北食パンです。

 それぞれに特徴ありですが「にしかわ」は、みっちりつまった感じで「乃が美」は、にしかわよりは軽い感じくらいの違いかな。「ラ・パン」は、少し甘みが強いクリーム感もあるパン。「ブルージュ」は、もっちりタイプで焼き立てを買ったらほんまに切れないくらい柔らかいふんわりパンです。何日たっても耳まで柔らかい生食パン。
 さてみなさんのお好みは?私は乃が美にブルージュにラ・パン。
どんだけ好きやねん!

きゅうりはお好き?

 7月になりました。京都の7月といえばやはり祇園祭です。7月の一か月はお祭りの行事が続きます。その影で氏子さん達はきゅうりを断つのだそう。なんで?ですよね。
 きゅうりを輪切りにしてよく見てみると、その断面図は八坂神社の神紋に似ています。八坂神社の神紋は、あの織田信長も使っていた「五瓜に唐花」を組み合わせて「唐花木瓜紋」としています。その紋を食べるには恐れ多い、というのが慣わしのよう。
 なんとなくわかるような気がします。きゅうりには夏バテにも効果があることもあるので、断つのもどうか?とも思いますが、好きなものを断って願掛けの意もあったようです。
 …とググってみると、きゅうり断ちをしているのはこれだけではなさそうで、きゅうり封じを行っているお寺もあるようです。京都では土用の丑の日に、西賀茂の神光院、御室の蓮華寺、鳴滝の三宝寺がきゅうり封じを行っています。このきゅうり封じ、弘法大使が唐から伝えた魔除けの秘法だそう。きゅうりに病を封じ込めて病魔退散を祈願したことに由来するらしい。
 お寺で行うきゅうり封じの行事は、きゅうりと悪いところなどを記入した御札を祈祷してもらい、そのきゅうりで悪いところを撫ぜ病気を封じ込め、それを埋めることで病魔退散を祈願するというものらしい。きゅうり食べないんですね。まだまだ知らん習慣はありそうです。私はその時期でもきゅうり食べますが。
 きゅうりは好きな野菜の1つで、サラダに酢の物、冷麺の具、もろきゅーにキューちく、切り方も乱切りや千切りなど食感も楽しめます。なくてはならない食材ですね。今からは価格も落ち着いて地物もよく出るようになるのでありがたいです。
きゅうりを使ったレシピ、教えて下さいね。

 
きゅうりの断面が神紋に似てる