2022年1月1日土曜日

ワンダーな正月三が日…

 あけましておめでとうございます。コロナ禍で迎える2年目のお正月となってしまいました。
 子供の頃、正月と言えばおせち料理とお年玉、でした。おせち料理…お世辞にも好きな料理ではありませんでした。全ては覚えていませんが、一の重には昆布巻き、ごまめ、棒鱈、、栗きんとん、海老、かまぼこ、二の重にはくわいが入った炊合せ、たたき牛蒡…なんかそんな感じのものが所狭しと詰められていました。棒鱈に至っては何日も前から水で戻して…そして炊いて、品数が多いので材料を揃えるのも大変だったでしょう。  考えるとものすごい面倒なことを母親はやっていたわけで。それだけやっても好きなものもおせちの中には存在せず…。しかも大晦日から元旦にかけては夜遅くまでテレビを見ながら起きているので、朝は起きれないわけで。それでも七時か八時頃には叩き起こされ、無理やり朝ごはん、雑煮を食べなければなりません。おせちもこれしかないから食べている状態だった気がします。しかも三が日はこれと雑煮と焼いた餅だけというなんともはや…
 早々に飽きるわけで、テレビからは西城秀樹が「おせちもいいけどカレーもね!」って魅力的なCMがたんびに流れて、胃袋はカレーモードに。今なら作るなりなんなりで、カレーなどすぐ食べれるところ、そうもいかず。

 しかも三が日は箸を洗わないというわけのわからない習わしが。(お茶の入った湯呑ですすいで、名前の書いてある箸袋に戻す作法っていったい…)三が日は火を使わない、炊事しないということが前提だったのでしょう。子供心に不思議な風習でした。
 今は、おせち料理も豪華なものが買える時代。そんな苦労もなくなりましたし、妙な風習も続けているところも少ないことと思います。
 皆様の家庭はどんなお正月だたったでしょうか。
 今年もよろしくお願いいたします。

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