2025年4月1日火曜日

やめられないとまらない

 やっと春らしくなってきました、桜も咲きそうですね。今年は満開までの期間が短いとかなんとか。そうなるとお花見の人が集中しますね。最近は観光客も多くて、名所と言われるところはいっぱいですね。どこか穴場はないでしょうか。
 急に暖かくなったので、桜もそうですが、花粉もえらいことになってます。おまけにPM 2.5や黄砂まで。メガネがすぐに粉だらけになります。これが体に入ってきているかと思うと怖いですね。
 さて、今月もおすすめの味をお一つ紹介したいと思います。好き嫌いはあるかと思いますが、みなさんは「もろみ」はお好きですか。お醤油やお味噌を作るときにできる副産物みたいなものでしょうか。そのままお酒のあてやごはんのおともとしても美味しい発酵食です。
 北区の鷹峯にある松野醤油のもろみは昔から有名で、北区に住んでいたころはよく買ってたべてました。今回そのもろみではないのですが、見た目が似ている食べるために作られたみそで、「はまなみそ」というものです。福井県の名産品です。

 ふるさと納税の返礼品にもなっているくらい福井では昔から作られていたものらしいです。先日福井に住む友人と会ったとき、お土産にいただいていっぺんにお気に入りになりました。その友人も、きっと私(サト)が好きな味やと思って買ってきたということで、大当たりです。
 簡単に言うと、湯と米麴でつくった甘酒に、醤油を加えた豆麹をよく混ぜて、その中に塩漬けのナスやしょうが、大豆などが入っている食べるお味噌です。ほんのり甘くて発酵したコクとうまみがある美味しいお味噌。もうお箸がとまりません。
 お取り寄せしようかと思いネットで検索してみたら、いろんなお店で売り出されていてびっくり。お気に入りのお店を見つける楽しみができました!

落語の世界は頭の中

 落語を聞き始めてかなり経ちます。NHKの連続テレビ小説「ちりとてちん」は、どうしようもない女子が大阪に出て、ひょんなことで落語家に弟子入り、一人前に成長する…という内容のドラマでした。この時に出てきた「崇徳院」という話の一説で百人一首の「瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に あわむとぞ思ふ」を、その時の役「徒然亭草原」の「桂吉弥」さん、その解説に「ほぉ〜〜っ」と感心してからドハマリにドラマにハマってしまいました。
 ドラマが終わってからも、落語への興味は尽きることなく、ちょうどタイミングよく?か、京都であった「笑福亭たま」さんなる落語会に出かけました。これがまた、底抜けにぃ〜(これはドラマちりとてちんでの小草若さんのギャグ)最高にハマりましたがなぁ。このとき前座と努めていはったのが、今では飛ぶ鳥を落とす勢いの「桂二葉」さん。二葉さんの寄席はチケット争奪戦で、取れたらラッキーなプラチナ状態です。
 その後、たまさんの師匠に当たる「笑福亭福笑」さんの寄席にも行くようになり、面白さに益々拍車がかかっております。
 今では動画配信という強い味方があり、特にYoutubeでは様々な落語を見ることができます。ありがたい時代です。が、やはりライブのあの空気感は寄席でないと味わえません。

好きなネタは、勘定をなんとか誤魔化そうとする「時うどん」「壺算」、2匹目のドジョウを狙う「はてなの茶碗」、かしことアホの掛け合いが絶妙な「代書屋」、腐ったものをなんとか食わせようと「ちりとてちん」、道中が見事に描写される「愛宕山」、アホが真似するとこうなる「青菜」、その他「崇徳院」「七度狐」「初天神」などなど、思い出しきれません。
 お時間があれば、是非とも寄席に訪れてみてください。(協会のまわしもんちゃいますけどね)
頭に中でネタがグルグルしている、今日このごろでございますぅ。