2016年1月1日金曜日

やはり時間は早かった

 このコラムを書き出して1年が経ちました。他愛もないお話しに付き合っていただきまして、ありがとうございます。今年もこのコラム、よろしくお願いいたします。
 昨年5月の新聞に書きましたが、記憶を細密にして時間の感覚を遅くしよう、と言う内容のお話。
 時間が早く感じる要因は、①2歳の子には1年は人生の半分ですが、60歳の人には1年は60分の1しかない、と言う感覚、②子供の時よりも行事の数が極端に少なくなっている事実(記憶に残る特別なことが少なくなっている)、などあるようです。①はどうにもなりませんが、②を補うには、「記憶を細密に」という事で解決しそうでした。
 昨年は、なるべくそれを実践しようと、週末には活発に動き回ったりしましたが、どうも感覚はあまり変わらず時間の感覚は早いままです。
 どういうことでしょうか?この感覚はもうこのままなのでしょうか? …こう考えてみました。
 週末以外はやはり仕事の毎日で、相変わらずの日常です。この状態ではいくら頑張っても、週1日・2日しか自由になる時間はありません。どう見積もっても昔の6分の1・7分の1です。自由な時間が1年で60日くらいしかない勘定になり、時間の過ぎる感覚は6倍、7倍になります。学校時代は勉強はしていた(ほんまか?)ものの、ほぼ1年間が自由時間だったようなものでした。どうりで時間の過ぎるのが早いはず、そんな結論に達しました。乱暴な解釈ですね。(要は仕事嫌いで怠けてたいだけかもしれません、恐らくこれが原因ですね。)
 完全に仕事からリタイアして、この感覚がどうなるのかが楽しみです。もし感覚が変わらなければ、きっと本当に時間が早くなっているのでしょう。それは、子供から大人になったとき、別の世界(パラレルワールド)へいつの間にか移り、同じ場所にいながら時間の感覚が違う世界でそれぞれ存在しているのでしょう…。
 さて、今年はどんな年になりますか。よろしくお願いいたします。

たかさん

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