新緑がきれいな季節になりました。皆さんお元気ですか。
私はこの数年、卒業したての若い人と関わることが多いのですが、その言動や行動に驚くことがいっぱい。文化の違う外国人と働いているのか?と思うことも。
社会人となって久しい私世代は「石の上にも3年」といわれ、ひとつところで3年は我慢してふんばれという空気がありました。それが今、3年で3割は辞職の時代。効率主義でいかに無駄なく、合理的に省エネで安定した生活できるか。恋愛も仕事もコスパ重視の人が多い世代らしいです。
SNS上ではこの時期に「もう仕事辞めたい」「1日で仕事辞めた」という言葉も飛び交っています。若い時は私自身も「今の若い者は…」と年長者からいわれてきましたが、今では同世代の友人と集まると、「今の若い人との感覚や考え方の違い」が話題になることが多くなりました。
時代は進み、世界は動き、世代ごとにやはり傾向があるのですね。特に今の20代は「ゆとり世代」「さとり(悟り)世代」そして「つくし(尽くし)世代」へと変わっているようです。言葉のニュアンスやテレビなどで語られるときはマイナスイメージが多いです。でも考えてみれば、ゆとりある教育を受け、バブルがはじけた後の不景気の時代に生まれたことにより、堅実で無駄遣いはしない。自分の心身安定のために周りとの調和を気にして他人に尽くす世代。合理的で堅実ですよね。しかもその原因となる環境は全て大人世代が決めて作ったもので、当人からすれば、「今の大人たちのせいで…」な状況なのかもしれません。今も日々新鮮な驚き(笑)はありますが、良い面を尊重し合い、お互い人生を楽しみたいなと思っているサトです。

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