2020年5月1日金曜日

いずれはアヤメかカキツバタ

 新緑もまぶしい五月ですね。本来なら気持ちの良い行楽の季節なのに。コロナ自粛の日々。早く収束してほしいです。そのためにも、これからが踏ん張りどころ、皆で知恵をしぼり乗り越えていきたいです。
 さて、五月は「皐月(さつき)」ともよびますが、この季節に咲く花にも皐月があります。この皐月、つつじとよく似ていますよね。子供のころ学校帰りに土手の花の蜜を吸っていた、今となっては恐ろしい思い出がありますが、あれは皐月でしょうかつつじなのでしょうか。よく似た花関連が私には気になるところです。 他にもたとえば、アヤメと菖蒲とカキツバタ。椿と山茶花。う~~ん、あとは牡丹と芍薬、蓮と睡蓮あたりでしょうか。草と木、背の高さと低さなどパッと見てわかる物もあれば、細かい葉の違いや、花弁の開きのちがいなど、よくよく観察しないとわからないというものも。
 細かい違いはどうあれ、それぞれが見る側の気持ちを癒してくれることには何ら違いはありません。少し観点をずらすと、桜や薔薇など同じ種や目の花でも交配や地域によっても違いはたくさん現れますよね。こんなにたくさんの違いや種類があっても、どれも変わらずそれぞれの役割があり、尚且つそのままで人間の心を癒してくれるなんて、素晴らしいなって思います。
 人間社会は個性はともすれば差別の対象にもなったりしますし、長い物に巻かれたり多数派閥に属することで生きやすかったり、妙な安心感があったりもして。これからはますます植物たちが咲き誇る季節。お花を愛でながら「桜梅桃李」の言葉のように、自分らしく、不安に潰されそうな気持ちを上回るくらい、あたたかい気持ちでいたいなあと思うサトです。
 みなさんもどうか気を付けて、元気でいてくださいね!

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