2025年11月1日土曜日

“フィルターバブル”のゾッとする怖さ

 ようやく涼しくなりましたが、朝晩は冬を思わせる寒さの日もあり、日本からとうとう春と秋がなくなるんちゃうかと思います。
 さて、最近、インターネットの検索やSNSを見ていて、自分自身が少し「怖い」と感じる出来事がありました。
 私はAmebaブログでいくつかのブログをフォローして読んでいますが、その際、関連性の高い記事が次々と紹介されて表示されます。同じジャンルの記事がピックアップされ、興味を引くように表示されるため、フォローしていない人のページも芋づる式に、多く見てしまう結果になります。興味のある分野で知識が広がるのは良い点です。
 これは、検索履歴や登録データに基づいて内容や表示順位を意図的に変化させる「パーソナライズド検索」と呼ばれる仕組みによるものです。この機能自体は決して悪くはありません。
が、最近、フォローしているブロガーの投稿を批判するような記事が関連でおすすめされ、つい目を通してしまいました。すると、その批判記事をリブログ(紹介・共有)する記事まで次々と見ていくことになり、結果として、元々好きでフォローしていた人のことを悪く思うようになっている自分がいることに気づいたのです。
 これは本当に怖いことだと感じました。

 自分が興味関心のあるものや、それまでの考え方を強化するような情報ばかりに囲まれ、異なる視点や情報から遠ざけられてしまう現象を「フィルターバブル」というそうです。
何を信用し、どう行動するかは最終的に自分次第ですが、偏った情報ばかりを見ていると、思ってもみなかった方向に思考が引っ張られてしまうのだと痛感し、反省しました。
 これからは、いろんな情報に触れるよう意識していこうと思います。
 さあ、今日は興味のないことを検索してみようっと!

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