2016年4月4日月曜日

東西でこんなにも

このひと月で暖かい日も増え、一気に春が近づいた感じですね。お店で見かける洋服や食品もなんだか春めいてきました。
そこで、最近和菓子コーナーでたくさん並ぶようになった桜餅ですが、関西と関東では少し様相が違うのですね。関西では道明寺と呼ばれるもので、もち米を一度蒸らして乾燥させて砕いた粉を使用しているので、ぷつぷつとした食感が楽しめるお馴染みのアレです。ところが関東では長明寺と呼ばれる、小麦粉から作られるピンクのクレープのような生地でクルンとあんこが包まれているタイプ。
考えてみると、桜餅だけではなく、東西で違うものってたくさんありますよね。食べ物でいえばカレーの肉は牛が豚か、肉じゃがもうそうですし、鰻の捌き方からすき焼きの調理法と、結構違うことがあります。
 端午の節句でも柏餅が主流の関東と粽が主流の関西、さかのぼれば、都が京都にあった事や貿易など他国文化との交流も影響があるようです。少し調べてみると、食べ物以外でも風習や生活の上での小さな違いがたくさんありました。銭湯に置いてあるケロリンの風呂桶、関西は浴槽からお湯を汲み掛けし易いように大きさが一回り小さいのだそうです。
あと、マロニーの売り上げが関西は圧倒的に多くて、しらたき文化が根付いている関東では置いてない店もあるそう。トイレットペーパーは関東ではダブルがよく売れ、関西では8割方がシングルタイプ。
 最近はCMも見なくなりましたが、子供のお薬といえば、関西は樋屋奇應丸!でも関東では、宇津救命丸だそうです。「所変われば…」ですね。何が変わろうが、美味しいものは何でも何処でも食べてみたいなと思うのは私だけではないはず?ですよね~!

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