涼しくなってきた今日この頃、散策にはピッタリの季節です。昔はそう興味なかった神社仏閣も、今や楽しい散策のスポットです。
先日訪れた比叡山延暦寺。言わずと知れた天台宗の総本山、伝教大師最澄さんが開いた、日本仏教の元となる寺院です。その後、各宗派を開いた僧もここで学び修行しました。浄土宗の「法然上人」、浄土真宗の「親鸞上人」、曹洞宗の「道元大師」、臨済宗の「栄西禅師」、日蓮宗の「日蓮聖人」などがそうです。そう思うと、これらすべての総本山と言っても過言ではないかも、です。
これらは仏様「お釈迦様(ブッダ)」の教えが元となっています。まだ詳しくは不勉強ですが、同じ仏教ですが少しずつ考え方が異なるようです。みな、同じ学校で学び卒業し、それぞれ別の派閥を作った…そんな感じでしょうか。
さて、延暦寺に話を戻しますが、山頂まではロープウェイで行け、広い敷地内もバスで移動できますので、楽に参拝することができます。
そんな寺院だけあり、大勢の参拝客でした。(ヒールを履いた人も、歩きにくいと思うが…)
寺の中でも中心的な「根本中堂」には、参拝客も多く集まっていました。そして、各お堂では御朱印をもらうこともできます。その10数ヵ所。まるでスタンプラリーのように、御朱印をもらって廻ります。それも「タダ」ではないのでそれなりに…。
寺院に行くと、参拝するだけではなく、立て看板を読んだり、そこのお坊さんに話を聞いたりと、興味深いことが満載です。以前は絶対食いつかなかった話だったと思いますが、年がそうさせるのであれば、年を重ねるのも悪くないかも、と思ったりします。
根本中堂は、10月から修繕に入るようです。次回全容が拝めるのは10年後の予定だそうです。
次はもう一つの仏教の地、高野山を巡ろうかと思います。
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