2015年11月1日日曜日

ピエロの記憶

すっかり季節は秋模様、暗くなるのも早くなりましたね。長い夜をどのようにお過ごしでしょうか。秋だからというわけではないのですが、通勤の電車やバス、最近はお風呂で半身浴をしながら本を読んでいます。ジャンルはバラバラで気になるものを読んでいるのですが、先日ふいに昔に目にした本を思い出し、無性に欲しくなりました。写真を使ったフォト絵本のような、物語になっているピエロが主人公の本です。
 その本は、フラっと立ち寄った喫茶店のピアノの譜面台にそっと置かれていました。その
 でも、一瞬目にしただけですが、なんと題名だけは脳裏に焼き付いていたのです。なんと20数年たった今も。この記憶力を勉強や仕事に発揮できれば・・・(笑)。
 で、今の時代です。そう、アマゾンがあるではないですか。早速検索してみると、ありましたー!!嬉しかったです。20年以上忘れていた本と出会い手にすることができました。何軒も大きな本屋をはしごすることも、取り寄せ時間を待つこともなく、です。本当に便利で助かります。最近はネットに小説を書いている友人の投稿が気軽に読めますし、重い参考書何冊分もタブレットで持ち歩けたりします。ですが、何度も手に取ったり、黄ばんだ紙の質感や、線がいっぱい引ける本もとても好きです。図書館も予約や貸し出しがピピっと機械で簡単にできるようになっているので、この秋は本を手にする機会が増えそうでーす。
時は急いでいたこともあり、じっくり手に取ってみることができなかったのですが、無性にピエロの物悲しい感じが心に残りました。その喫茶店は数年後には閉店してしまい、そこに行けば出版社や著者がわかるだろうという一筋の希望も絶たれてしまいました。

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