俳優の渡瀬恒彦さんが先日亡くなりました。ちょうど今月から「警視庁捜査1課9係」のシーズン12が始まるとのことで、楽しみにしていた矢先でした。(12って長寿ドラマやったんですね)
1、2話は渡瀬さん以外のシーンはもう撮影済みとか。代役は立てないらしいので、どうなるのでしょう。放送が始まるとちょっと切ないですね。
絶大なるファン、ってことでもないのですが、以前NHK朝ドラの「ちりとてちん」で、師匠役を演じてはりました。(あれはその他の配役もよく話も面白く、大ハマリのドラマでした)
どうもそのあたりから、見るドラマには何故か渡瀬さんが主演されていはったように思います。「いいドラマ=いい演技=いい役者=渡瀬恒彦」、のような構図になっていたのでしょう。見ていたドラマは、結構「渡瀬さん率」が高かったですね。
振り返ってみると、「ちりとてちん」「十津川警部シリーズ」「タクシードライバーの推理日誌」「おみやさん」と「警視庁捜査1課9係」、などなどが思い起こされます。(う〜ん、これはけっこうなテレビっ子ですな…)なかでも、ちりとてちんの「徒然亭草若師匠」おみやさんの「鳥居勘三郎警部」、警視庁捜査1課9係の「加納倫太郎係長」役なんかがよかったですね。
どれも一見よそ向いているんですが、実際は本質をしっかり見据えてて、結局はいつも真髄をついている、そんな感じが共通していたように思います。(まぁ、主役ですしね…)
少し前では「藤村俊二さん」「松方弘樹さん」「蟹江敬三さん」「神山繁さん」、昭和から活躍の俳優さんが随分亡くなっていきました。松方さんなんか死なない感じでしたけどね。番外編では「島木譲二」さん。もうあのわけの分からない「パチパチパンチ」が見れないことは、「困った困った、こまどり姉妹」ですね。
もう新しい演技が見れないのが残念です。
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